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potential
二次流通の現場で数十年。複雑化する市場の可能性とは。
運送業界の現実は複雑な二次流通マーケットに現れる。
UJグループの売買データが今、未来を示しはじめています。
トラックの二次流通市場におけるリユース事業。
これがUJグループの中核です。トラックの車体は キャビン (乗車部分)とシャーシ(車輪付きの骨組み)、 そしてボディ (荷台)の組み合わせですが、それぞれ構造に多くのパターンがあります。
特にボディは数センチ違うだけで運送会社の荷運びに影響があるため、新車では同じ価格だった二台も二次流通では値が開きます。
顧客の仕事道具、 生命線であるという事情も、価格に影響します。
こうしたさまざまな事情がリユース相場に反映されるため、月単位で100万円レベルの変動が平気で起きます。
運送需要の細やかな心理が、株価のように流動する独特な二次流通市場を形成しています。
乗用車のように相場価格が公開されることもありません。
UJグループは数十年、 この複雑なマーケットで買取と販売を繰り返してきました。
現在も月に数百台の買取相談があり、売買データは精度を増しています。
その結果、買取査定と売価設定のスキルは高い精度となり、ビジネスの競争優位性になっています。
この属人的なスキルをどう組織的にシステム化していくか。
これが今、UJグループのミッションのひとつです。
そして今、日本中で運送需要はより多様化しています。
物流が日々複雑になっていることを、二次流通の現場で実感します。
結果として、UJグループではレンタルやサブスクで新車も扱いながら、一次流通と二次流通の境界が溶け合うようなビジネス構造に向かっています。
社会は変わり、物流も変わる。
企業と流通、そして利用者の力関係はドラスティックに変化しているのです。


買取と販売を日々オンラインベースでおこない、その売買データが蓄積されています。

WEBサイトからパーツ販売をおこなう 「ウシパーツ」 も二次流通マーケットに向けたサービスと言えます。